OPEN CALL Performance Workshop

「主体性を重視したクリエーション+パフォーマンスワークショップ」参加者募集

このワークショップは、ベルリン在住のパフォーミングアーティスト・振付家である菅原圭輔をファシリテーターに迎え、舞台芸術に携わる方々を対象に「表現者の主体性」をテーマとし、参加者の独創性や表現力を引き出すことを目的としています。

全8回にわたるワークショップは2024年12月から2025年1月まで都内で開催予定で、菅原が欧州で培ってきた創作プロセスを体験する機会を提供します。パフォーマー自身がどのように自己性を作品に反映させ、振付家との関係性を築いていくかを探究します。

ワークショップの成果は、30分程度の作品として構築され、2025年1月25日・26日に東急プラザ銀座で開催されるアートイベント『synchronicity』内での発表を予定しています。終盤では、各素材をどのようにパフォーマティブな身体表現へと変換していくかについて、深く探っていきます。

このワークショップで制作される作品は、菅原が2026年デンマークで発表予定の新作に向けたリサーチの一環としても位置付けられています。この新作は「Quarter-life crisis*」に着想を得て、他者との偶発的な関わりの中で自己像と向き合うことをテーマとしています。

*「Quarter-life crisis(クオーターライフ・クライシス)」とは、20代後半から30代にかけて人生に悩み、不安を抱える状態を指します。

前回のワークショップのショーイングの様子 / ЯeSpiration (2023)

募集要項(定員6名)

応募資格

・18〜35歳までの舞台芸術(ダンス、身体表現、演劇等)の経験者(プロ・アマ不問、学生可)

・自己表現の探究に関心があり、企画趣旨を理解して取り組める方

・舞台表現をアートとして深く考え、能動的にワークショップに参加できる方

・全8回のワークショップと成果発表に参加できる方(ワークショップのスケジュールは個別調整可能)


選考方法

・書類選考およびオンライン面談

ワークショップ詳細


期間:2024年12月19日〜2025年1月22日(週2回程度、計8回/各回4時間)
平日夜および土日で実施予定(年末年始を除く)
会場:都内某所(詳細は面談時にお伝えします)

 

参加費:12,000円(ワークショップ全8回の受講料、会場費、アートイベントへの参加費含む)

衣装代は含まれません(成果発表用の衣装は自前のものを使用予定)
   成果発表の際、チケットノルマなし(集客にご協力いただきます)

成果発表

・アートイベント『synchronicity』にて発表

・日時:2025年1月24日(金)〜26日(日)(1月24日は現地リハーサル、本番は25日・26日)

・会場:東急プラザ銀座6F

・作品時間:30分

応募方法

応募期間:2024年11月15日(金)〜12月1日(日)23時59分まで

提出内容:

・応募動機

・経歴

・将来的な活動目標

・参考動画リンク
(DL不要なもの/5分以内の映像、過去のパフォーマンスなど)

選考結果発表:2024年12月4日(水)

(応募いただいた方より先着順にZoomでのオンライン面談を実施いたします)

応募はこちら

 

お問合わせ

info@keisuke-sugawara.com

 

菅原圭輔 (KEISUKE SUGAWARA)について


ベルリン在住のパフォーミングアーティスト兼振付家。身体的なアプローチを重視しつつ、観客が空間全体を体験できる構造を取り入れた作品を特徴とする。
2017年の渡独以降、「自己のあり方と他者との関係性」を創作の主なテーマとし、実験的なアプローチを用いて精力的に作品制作を続ける。代表作は『虚無の人。灯りを持つ人。 (2019)』、『空谷の跫音 (2021)』、『(un)gehört (2023)』。ドイツ、デンマーク、エストニアなどの欧州諸国および日本で作品を公演し、高い評価を得る。また、リトアニア、イラクの国際フェスティバルへの招致実績有り。これまでに、ドイツ連邦政府文化振興基金、EU・Japan Fest日本委員会、デンマーク王国オーデンセ市、欧州文化首都、文化庁などの団体・機関から支援対象アーティストとして選出される。
website: www.keisuke-sugawara.com
前回のワークショップのショーイングの様子 / ЯeSpiration (2023)